市民球場再生計画

2月27日
広島の中学の教頭が安佐北署に逮捕された。

容疑はわいせつ目的の誘拐未遂など。逮捕されたのは広島県安芸太田町、町立修道小学校の吉原一彦容疑者(53) 。

修道小の校訓は「正しく、明るく、強く」。HPには「体罰セクハラ相談窓口、不祥事防止委員会」とあるが、いったい何をやっているのか!

修道小は合併以前で言えば山県郡加計町にある。20数年前に教職としてこの町に赴任した経験から言わせてもらせば「よくぞ子供たちの夢を踏みにじってくれた」である。

春は桜、夏はアユ釣り、秋は紅葉と山の幸、冬はスキー。そんな子供たちにとって最高の環境にありながら、吉原容疑者は広島市安佐北区の路上で通行中の女子中学生におもちゃのけん銃を突きつけ「殺すぞ、乗れ」。わいせつ目的で自分の軽自動車に連れ込もうとして、近所の男性に見つかり逃走の末、赤信号でつかまった。尋常ではない。車にはごていねいに刃物まで用意されていた。初犯ではないだろう。

同校の学校運営にかかわる実態も気になる。教職員と管理職の関係、あるいは校長と教頭との関係。この校区の町の様子、住民のみなさんの暮らし。学校は地域の鏡であるはずだが…。

吉原容疑者の自宅は現場近くの広島市安佐北区亀山。安芸太田町はこのエリアから太田川沿いに車で3、40分北方面にあるが、この界隈の学校に広島市内から通う教員は多い。

自分は市内の人間。やれやれ、今日も田舎の学校へ通わないといけんわい。そんなふざけた考えでいたのではないか?実際に同じ道を1年間、車やバイクで走ったから、その頭の中が洞察できる。

今はどうか知らないが20数年前の山県郡内とその周辺地区の教育環境は閉塞感に覆い尽くされていた。それがさらに深刻さを増している、ということだ。

この事件で緊急会見した同地区の二見教育長とはかつての同僚だった。当時から頭の切れる先生で、教育への熱い情熱を持った方だ。…そんな”人材”を配した行政区にも関わらずこのていたらく。

広島県の教育界はこの地区に限らず全国的に見ても異常なほど混乱をきたしている。それは一時期、国会で広島の議員が涙ながらに語ったように、長年の懸案である同和教育も含めた教職員組合の問題と合致する。

今回、教頭が事件を起こした安芸太田地区でも「どこを切っても同和の血が流れている」という教育を子供たち、地域住民と進めてきたはずだ。それにも関わらずこの始末だ。

広島県では頻発する教職員の不祥事、性的犯罪などを受けて”非常事態”を発令し続けているが、その最中にこれでは地域住民や親から何を言われても言いわけできない。

この正義に反する反社会的な事態は、広島市域においても例外ではない。

よって、4月の市長選に向け、各候補者には広島市の教育行政に対する独自の諸策が求められている。

企業も街もひと作りから。広島の未来を担う人材の育成、県外からの人材確保が急務である。


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