市民球場再生計画

8月2日
速報、サッカースタジアム建設へ本腰−

公益財団法人広島県サッカー協会(小城得会長)とサンフレッチェ広島後援会(加藤義明会長)が今日、明日の2日間で「スタジアム建設要望書」を広島市、県、地元経済界トップに提出する。夢のまた夢だった「球技専用スタジアムの早期完成」に向けて「スタジアム構想」はついに「スタジアムオーレ!アクション1」の段階へと移ることになる。

専用スタジアム建設の機運はこれまで高まっては消えていく繰り返しだった。その最大の原因は行政サイドの認識不足と県サッカー協会を始めとするサッカー関係者の連携不足にあった。

特に広島市に置いては秋葉市政12年間で市長の選挙公約にもあった「スタジアム建設推進」の約束を反故にするなど、行政サイドとサッカー関係者の足並みがまったく揃っていなかった。

元の広島市民球場解体とマツダスタジアム建設が決まった際にも小城会長は直接、広島市役所を訪れ、球場跡地などへのスタジアム建設への協力を市に熱望した。しかし「その話は今、別の組織で検討を始めていますので今回の球場移転とは直接リンクしない」とあっさり市担当局にかわされた過去がある。もちろんそれ以後、広島市が積極的に動いた形跡はない。

そうこうしているうちに秋葉市政から松井市政にバトンが受け継がれ、「またゼロからのスタート…」とスポーツ関係者や市民らを嘆かせた。

そして、Jリーグ発足20年目を迎えた今シーズン、「Jオリジナル10」の中で唯一、サッカー専用スタジアムを持たず、その青写真さえまともに準備されていないかつての「サッカー王国広島」の姿に、関係各所から危機感を訴える声が高まっていった。

また、水面下では市民球場跡地を筆頭に、広島市内に何カ所も点在する未利用地を活用してスタジアムを建設する方策を探る動きが続いていた。

現在、検討されている主な建設候補地は次の4地点。

★西飛行場が閉鎖している観音地区にある県立の広島スタジアム(Coca-Cola West 広島スタジアム)を改装、改築する案(湯崎県知事がその考えのないことを示唆したと言われる)

★以前から検討されていた五日市埋立地に新設する案(地盤沈下や交通アクセス難の課題あり)

★ビッグアーチに隣接する球技場増築案(ビッグアーチと同じくアクセスが×)

★市街地からのアクセスも改善され、賑わいの生まれつつある宇品地区の埋立地や廃止も検討されているひろしま競輪場ほか3つの候補地(競輪場案などはとても短期での建設は無理)

しかしこれらはあくまでそれぞれの関係者がそれぞれの立場で話をしているもので、統一見解もなければ事業を推進する主体や肝心カナメの金の出所も決まっていない。

そこで今回、「新球場建設」が20数年越しにやっと日の目を見た「オール広島」での推進策に倣って、サッカーでも「オール広島」の力を結集して「短期間での夢の実現」へ、その第一歩を踏み出すことになった。

きょうの午前と午後、小城、加藤両氏は湯崎県知事と松井市長のもとを訪ね直接、要望書を手渡す。また明日も経済同友会の都市機能委員会、越智委員長代理、商工会議所の深山会頭、広島市議会の種清議長、広島県議会の議長を訪ね要望書を手渡す。

なお、今日の午後からは広島市役所で株式会社サンフレッチェ広島代表取締役社長、谷本谷祐一氏が小城、加藤両氏とともに会見を開き、スタジアム建設への推進体制作りなど「スタジアムオーレ!アクションU」についての見通しなどを発表する模様。

注)「スタジアムオーレ!アクション」は当チャンエルの造語です。


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