市民球場再生計画

7月15日
愛友市場にお別れ−。

広島駅からマツダスタジアムに向かう途中、最初に”出会う”愛友市場がいよいよ”店じまい”の時を迎えている。

1994年広島アジア大会開催の頃から再開発に向けて”牛歩”戦法!?できた広島駅南口Cブロック再開発地区にあたるこの一帯も年度内にはいよいよ解体工事が始まる予定。先月末で閉店したところも多く、今も営業を続ける店は残りわずかとなった。

被爆地広島の表情を残しながら昭和、平成の時代を市民とともに過ごして来た愛友市場には乾物、精肉、鮮魚、日用雑貨などの店が軒を連ね、年末ともなると多くの買い物客で賑わっていた。

「ここにしかないものを買いに来る客のために」と高齢にもかかわらず店を続けるご主人。「もうこの先は商売が難しい」と2年前に現地を去っていった韓国人の男性は、新球場建設とまるでバラバラに進む市場周辺の再開発について秋葉市政に強い不満を訴えていた。

アーケードは破れ放題で「上からネコが落ちてくる」状態でも市から補助金などの話は出ないまま時間だけが過ぎて行き、「みな年齢だけを重ねていった」という。

一方で権利関係の話がなかなかまとまらず、何度も話がとん挫した過去を持つ。今も多くの不満がくすぶる中、それでもCブロック再開発は2016年春の複合ビルオープンに向け、もう足踏みは許されない?

「ここでの売上だけではとてもやっていけない。年金と合わせて何とかやってきたんです」

そんな”ささやかな市民の台所”にお別れを…。戦後の闇市からスタートして100点以上が並んだ時代…、昭和が遠くなっていく…
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