市民球場再生計画

7月11日
★「市民球場解体」への破滅のシナリオ。水面下ではどんどん進められていますが、一方では「ストップ・ザ・カイタイ」の市民レベルの活動もいまなお続けられています。その「戦況」を、これから8月の終わりにかけて当チャンネル「第2部」の中で紹介させていただきます。
まずは最近、いただいたメールを紹介します。「すべて広島は中途半端…」。反論する材料を持ち合わせておりません。

本日初めて神宮球場にきました。いま開場を待っています。試合があるかどうかもこの天候ではむずかしそうですね。さて難しいことはさっぱりわかりませんが、神宮球場と市民球場…
神宮球場のほうが老朽化しているように思います。
広島は昔から建築業界に頼った景気回復を狙う県のようにみえます。昨今のエコの流れに乗じて市民球場もあのまま使ってほしいです。
○ャレオや○リーナホップや○ムスタのようにことごとく中途半端なものばかり。
今回はそうならないように祈るばかりです。(広島とり)

★とりさんからは別の日にもう1通、メールをいただきました。

今日の試合でスタルツさんとタクローさんが二人でヒーローかなあと思っていました。インタビューも愛情のこもった内容で聞き応え満点!
喜びムードに水をさすようですが、今日試合がはじまる30分ほどまえに球場到着。「限定」といわれているレトロヘルメットアイスを求めてコンコースをさまよっていると、シャッターが閉まっている店舗がありました。改装のため、とか店の入れ替えのためだといいのですが、まさか撤退ではないですよね!?
ビールの売り子さんも少ないような…。気のせいだといいのですが。
他の球場で600円のビールが広島だと700円、ジェット風船も同様に200円が300円、○すびの弁当はスタジアム1000円が市内の店舗では780円で売られています。マツダスタジアムは場所代がかなり高いのですか?たまにいくならいいのですが…と考え込んでしまいました。確かに広島は土地も物価も高いほうの県ですが。
コンコースシャッター通り化は避けていただきたいものです。広島とり

★広島市が多大な出費を重ねてきたシャレオ。広島県の責任に置いて、県外からもお客を集めるはずだったマリーナホップ、それに誕生から1年以上を経過して周辺の風景がコンビニ増設以外、何も変わらないマツダスタジアムコンコースは本来「365日賑わうスタジアム」の切り札のはずでした。元の市民球場を解体したあとの「未来」暗示するようなケーススタディがゴロゴロ?しています。次にご紹介するメールは、6月5日にいただいたものです。

所用で広島に週末に帰ることになり、昨晩、近所のローソンで内野自由席チケットを購入。なんとも便利な世の中です。
1年1ヶ月ぶりのマツダスタジアム。自由席ははじめてだけど、なるべく前方でみたいと早朝東京をたちました。新幹線にゆられること約4時間、スタジアムが見えてきました。「ここで降ろしてくれ〜」という心の叫びは通じるはずもなく、広島駅からえっちらおっちらスタジアムを目指します。途中、愛友市場を通り抜けました。
カープ仕様のちょうちんなどが吊り下げられるなどマイナーチェンジは図られているようですが、ひさしを赤で統一するとかもうちょっとやりようがあるのでは。市がちょっとした助成金を出せば雰囲気がぐっと盛り上がると思います。
市場を過ぎれば後はひたすら歩くのみ。すっかり忘れてましたが、とうかさんがきたら広島は夏。いや〜暑いっす。ひーひーいいながら、ようやく内野自由席に到着。ここでまた発見。この席、後ろから埋まってくんですね。そりゃそうだ。暑いもん。前方席確保の意気込みはどこへやら。陰最前線の席を確保です。となりの席は同じく暑さにやられて前線から撤退してきたおとーさん。「今日の先発は誰でしょうか」「青木高らしいですよ」「え〜だいじょうぶかいの〜」
そんなこんなで気がつけばまもなく試合開始30分前。気合いをいれねば 。(小石川やまだ)

★どうでしょうか?「慣れてくれば徒歩では遠すぎること」、「広島駅から日よけさえない道を歩き、さらに球場内外にも陰になる場所が極端に少ないこと」などなど、新球場建設に伴う課題を早くから指摘してきたつもりですが、こうした「指摘」には必ず多くの方から反論もいただいてきたところです。実際のところ、新球場2シーズン目を迎えてみなさんは球場の利便性や使い勝手についてどう感じておられるのでしょうか?少なくとも小石川やまださんは「ひーひー」という感じで内野席に到着されたようですが…。

そして「ひさしを赤で統一するとかもうちょっとやりようがあるのでは。市がちょっとした助成金を出せば雰囲気がぐっと盛り上がると思います」のご指摘もごもっともです。

アーケードの天幕が破れて、さびた鉄骨剥き出しの愛友市場の現状は、あまりに寂しいものがあります。もちろん、広島市からの助成金はなし。新球場建設に向け地元機運が盛り上がりを見せるころ、秋葉市長が愛友市場を訪ね、こう言ったそうです。

「みなさん、広島市ではお手伝いできません。どうか、みなさんの手で新球場完成に向け、この地域を盛り上げていってください」と…。

広島駅周辺の現状は厳しいと言わざるを得ません。
愛友市場のある再開発地区Cブロックは目立った動きがないままです。いったいこの先、どうしようというのでしょうか?

一方、広島駅南口に降り立ち、左手に見える雑居ビルやパチンコ屋が雑然と並ぶBブロックも先ごろ、景気低迷を理由に着工をさらに先延ばしすることを発表しました。新球場建設場所を基町から貨物ヤード跡地に移す際、広島市が言い続けた「広島駅周辺の活性化」。現状は「活性化」とは正反対の状況で「新球場の孤立感」ばかりが目立ちます。

現在、新幹線口側には再開発ビル、マンション、ホテルが姿を見せつつありますが、これが傍目に見てもあまりにも陳腐。とても100万都市の駅前に造る代物ではない、というのが私の印象です。秋葉市政になり、いっそう金をケチるようになった広島市。財政再建、ケチは多いにけっこうですが、結果的にはケチったおかげでもっと出費がかさむこともあります。

「民活活力導入」。耳障りのいい響きですが、責任の所在があいまいです。

カープ観戦をお楽しみのファンのみなさんにはほんと、申し訳ない言い方になるのですが「世界一突貫工事」(担当業者)のマツダスタジアムの二の舞です。

民間に任せたはいいが、その先どうなるかはまさに行き当たりばったり。そもそも前々からその経営が危ぶまれていた大和システム(東証1部上場)になぜ丸投げしたのか?丸投げした者に責任はないのか?

大和システムはあえなく6月1日、事業再生ADRの手続きを利用した経営再建に着手すると発表。(要は経営が立ち行かなくなって、資金もショート).けっきょくは広島市民の税金を湯水のごとくそこにつぎ込むハメになり市議会では「球場跡地問題」「子供条例問題」同様、議員から集中砲火を浴びていましたが、この問題は今後も尾を引くはずです。

それとまったく同じテツを踏むことが容易に想像できる、球場解体後のイベント広場。さらに悪いことにはその事業主体さえ決まっていない訳で「誰がこんな原っぱに賑わいを生むなどといったんだ」と叫んでみても、当事者はダンマリを決め込むに決まっています。

果たして「破滅のシナリオ、基町&元の広島市民球場編」は回避することはできるのでしょうか?みなさんとともに創る当チャンネルが「緊急回避」の手段のひとつとなれば幸いに思います。


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